ダイハツ ストーリア

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ストーリアの物語

ストーリア、M112S。2000年代初頭にダイハツが放った1.0Lコンパクトで、知る人ぞ知るのが上級版「X4」の存在だ。素のストーリアが直4DOHCのEJ-VEを積むのに対し、X4だけは713ccターボのJC-DETを載せた、ラリーのホモロゲ目当ての特別仕立てだった。

母体のストーリアも、軽さは正義を地でいく。車重は1tを切り、四輪ストラットでワインディングを上品に駆け抜ける素性がある。15インチに換え、車高を少し落とすだけで顔つきがぐっと締まる。

ヴィッツでもマーチでもない、コンパクトの忘れ物。シビックやインテグラを追っていた連中が、これを引き当てた瞬間に静かに微笑む——そういう車だ。