日産 パオ
📷 ギャラリー
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パオの物語
パオ、PK10。1989年、たった3ヶ月の予約販売だけで姿を消した日産のパイクカーだ。ベースは初代マーチK10、1.0リッターのMA10Sにフロアシフトのオートマ。
外板パネルの境目をあえて見せる、丸いヘッドライト、眠たげなグリル。当時の日産デザインスタジオが放った、明確な「異物」だった。三角窓は本当に開き、上下分割のリアサイドウィンドウから抜ける風が、スチール剥き出しのダッシュを撫でていく。
Be-1、フィガロ、エスカルゴと並ぶパイクシリーズの中でも、いちばんピクニックの似合う性格をしている。背面ハッチを跳ね上げれば縁側ができる。バブル期に生まれ、バブルの匂いを今もまとっている。