フォルクスワーゲン ルポ

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ルポの物語

ルポは、ポロのさらに下にフォルクスワーゲンが据えた最小弾。セアトのアロサと骨格を分け合う、Aセグメントのコンパクトだ。

3気筒1.0Lを横置きで押し込んだ4mに満たない車体に、トーションビームの素直な脚と、欧州コンパクトらしい高剛性ボディ。注目すべきは「ルポ3L」——3気筒ディーゼルで100km走るのにわずか3リッターという、燃費に振り切った伝説のグレードがあったことだ。

スカスカのプラ感ではなく、ドアを閉めた瞬間に分かる詰まった音。首都高の継ぎ目を拾いながら都内をすり抜ける——そういう乗り方で生きる、小さな欧州の塊だ。