トヨタ カローラ

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カローラの物語

KE20、二代目カローラ。「パブリカの失敗から学んだ八〇点主義」を掲げたカローラが、世界へ羽ばたいた世代だ。三K型一二〇〇を中心に、Tや2Tの直四OHVを積んだ大衆車。

この時代、北米への輸出が本格化する。ハイウェイを淡々と巡航できる素性が評価され、カローラという名が地球規模で広まる足がかりになった。クーペやワゴン、バンまで揃え、家族の数だけボディがあった一族でもある。

そしてレビンの登場——同じKE系の床下に2T-Gのツインカムをねじ込んだのがTE27、初代レビンだった。つまりKE20は、後の走り屋カローラ伝説が芽吹いた、まさにその地面なのだ。地味な大衆車の顔の奥に、ハチロクへ続く血の源流が静かに眠っている。