ダイハツ ムーヴ
📷 ギャラリー
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ムーヴの物語
LA100S、五代目ムーヴ。ダイハツが軽トールワゴンの先頭を走り続けてきた系譜の、ちょうど熟成期にあたる世代だ。KF型の直三六六〇に副変速機付きCVT、アイドリングストップ。エコと低燃費が前面に出た時代の空気を、そのまま身にまとっている。
ライバルはスズキ・ワゴンR。この二台が背の高い軽の規格を毎年のように押し合ってきた。ムーヴは初代から「車高を上げて室内を稼ぐ」発想を貫いてきた家系で、LA100Sはその思想が静かに完成形へ近づいた一台になる。
ターボのカスタム系は高速の合流でも悲鳴を上げず、NAは街の足に徹する。派手さはまるで無いが、視界の広さと造りの堅さで毎日を黙って支える。軽の本分を、てらいなく守った世代だ。