トヨタ クラウン

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クラウンの物語

クラウンGS121。「いつかはクラウン」のキャッチコピーで日本中に刷り込まれた、7代目(S12#)の直6モデルだ。クジラと呼ばれた異形の4代目とは別物——こちらは曲線をまとった、絶頂期の正統派クラウン。

GSの型式が示すのは1G系の直6。Cピラー周りを樹脂で処理した「クリスタルピラー」が、この世代の顔の記号だった。ハードトップは個人ユーザー向けにドアミラー、セダンは法人向けにフェンダーミラー——同じ車でも住む世界が分かれていた。

バブル前夜、サラリーマンの上がりの車。その重さと品の良さが、いま妙に懐かしく光って見える。